この記事のポイント
- 買取は、不動産会社が買い手になる方法です。仲介は、不動産会社が買い手を探す方法です。
- どちらが良いかは、物件の状況と、優先したいこと(価格か、時期か、手間か)で変わります。
買取と仲介の仕組み
仲介は、不動産会社が売主から依頼を受け、広告などで買い手を探す方法です。買い手は、個人の投資家や、法人などです。売買が成立すると、不動産会社に仲介手数料を支払います。
買取は、不動産会社自身が買い手になる方法です。買い手を探す必要がないため、条件が合えば、話が早く進みます。
比較する6つの点
次の6点で見比べると、違いが分かりやすくなります。
- 買い手:仲介は、市場で見つかった買い手です。買取は、不動産会社です。
- 価格:仲介は、買い手の希望次第で、高く売れることがあります。買取は、買い手が再販売や運用の費用を見込むため、仲介で売れた場合より低くなることが多くなります。
- 期間:仲介は、買い手が見つかるまでの期間が読みにくくなります。買取は、条件がまとまれば、売却の時期を決めやすくなります。
- 費用:仲介では、仲介手数料がかかります。手数料の上限は、法律で定められています。買取は、不動産会社が買い手なので、仲介手数料がかからない場合が一般的です。
- 売主の責任:売却後に見つかった建物の不具合について、売主が責任を負う場合があります。この扱いは契約の内容で変わるため、買取でも仲介でも、契約前に確認してください。
- 情報の広がり方:仲介は、広告などで物件の情報が広がります。買取は、買い手が限られるため、情報が広がりにくく、入居者や近隣に知られにくくなります。
向いているケース
目安として、次のように考えられます。物件の状況で変わるため、実際には個別の確認が必要です。
- 仲介が向く:売却まで時間に余裕があり、価格を優先したい。入居率が高く、融資を使う買い手にも説明しやすい。
- 買取が向く:売却の時期を決めたい。空室や修繕の負担が重い。内覧や買い手との交渉の手間を減らしたい。
迷ったときの進め方
どちらか一つに決めてから動く必要はありません。まず、買取と仲介の両方で査定を取り、金額と、売れるまでの期間を並べてみてください。
並べるときは、売却額だけでなく、手元に残る金額で比べます。仲介手数料、売れるまでの間のローン返済や固定費も含めて考えると、違いが見えます。
当社は、買取のご相談を受けています。査定は無料で、相談だけでも構いません。
この記事は、一般的な考え方を説明したものです。個別の物件や、税金・法律の判断は、状況によって変わります。税金は税理士に、法律は弁護士に、ご確認ください。ご希望の場合は、税理士・弁護士・司法書士などの専門家をご紹介することもできます。紹介にあたって、当社が費用を受け取ることはありません。